4月上旬 発芽


購入した籾は、種まきまでに多少発芽させます。一定の温度で管理された水に、約1週間から10日程寝かせると、白い芽を出します。4月中旬 種まき


種まきも今は機械で自動化になり便利になりました。苗箱を機械に通すと、昔は手作業で入れていた土を均等に箱に敷いてくれます。その土の上に、まずは水がまかれ、次に籾がまかれます。最後にまた土をかけておしまい。蒔かれた苗箱は、温かいハウスで温度管理され田植えを待ちます。5月上旬 田植え


ハウスで大事に育てられた籾はグングン育ち苗に変化します。ハウス内の温度が上がれば、風通しを良くする為にハウスのビニールをあけ、気温が下がる時は、保温シートなどをかけてあげます。育つまでは人間の子どもと一緒で、日々手がかかります。田植えもすべて機械で出来るようになり、むらなく等間隔で苗を植える事が出来ます。5月〜7月 除草作業 中干し


6月になると、稲も順調に発育し、水の管理や畔除草作業を行います。カメムシの駆除も始まりますが、この作業は、虫取り網ですくい駆除するもので、気が遠くなるような作業です。いい大人が、少年時代を思い出し虫取りをするのとは格段に違います(笑)8月 出穂(しゅっすい)


9月 稲刈り


黄金に実った稲。9月末から10月初めにかけて稲刈りを行います。写真は自然乾燥の田んぼです。稲は杭を立て、交互に重ねる様に積み上げていきます。この地域では『ほんにょ』と言う呼び方をしますが、地域によってさまざまな呼び方があるそうです。自然乾燥の場合は、稲刈り後約1ヵ月間、この状態のまま稲を乾かし、自然の恵みを与える事により、独特な甘みを持ち水分も多めな米に仕上がります。今はコンバインでの刈り取りがほとんどで、稲刈り&脱穀までを一気に行うのが主流ですので、自然乾燥は貴重な作業となってきてます。10月 脱穀


自然乾燥の場合は乾燥が終了すると、脱穀が始まります。ほんにょに積み上げた稲を、ひと束づつ機械に通し、籾とわらに分けられます。籾は専用の袋に詰められ運ばれます。JAなどへの出荷は、この時点で籾のままカントリーエレベーターに入れるのが主流となってきました。その他では、家で玄米にし出荷します。


